ある人々と他の人々
Category: 本宅の更新情報
Posted : 2006/03/11
フォト集 Les Uns ET Les Autres vol.02 をアップ。リニュオープン二日目にしてさっそくの更新とは我ながら見上げたものである。いまのところ。
ちなみにこのタイトル、クロード・ルルーシュの映画『愛と悲しみのボレロ』の原題として知られている。実にいい映画なんだが、邦題はひどいもんだ。直訳すれば「ある人たち、他の人たち」で、要するに「人それぞれ」といったクールなニュアンスなのに、邦題では何とも暑苦しくてベタベタだ。愛とナントカのナントカは苦手だいう人がいたらこの映画にかぎってはベタな愛もベタな悲しみもないのでお薦めである。
話は戻り、愛と悲しみの更新報告の続きを。
どうやら私は風景よりも人物写真が好きらしく、今回アップしたようなたぐいなら木箱(ワインの箱)三箱分ほどある。通りすがりの人なら撮影後に肖像権の許諾を得、友人の場合なら肖像権なんぞ黙殺している。
人間は面白い。まさに「人それぞれ」で、いろんな人種、いろんな職種があり、スカしていたり、アホやっていたり、カメラを意識しない人もいれば、過剰に反応する人もいて、何かしらのコミュニケーション(ディスコミュミケーションも含めて)が撮る側と撮られる側に起こる。
風景写真になるとその被写体はどっしりかまえた大自然だったり建物だったりするわけで、四季折々、天候折々の千変万化はあるものの、撮り手を意識して変化するなんてことはない。人と自然を分かつどうしようもない断絶感も嫌いじゃないが、含み笑いしたくなるような面白さから言えば、やはり天為よりも人為だろう。とはいえ建物は人為だから人間っぽい面白みがあるな。