春のジャメヴュ
Category: 本宅の更新情報
Posted : 2007/02/10
いかにズボラな私でも、二月も半ばというのにサブタイトルに Happy New Year もなかろうということで、本宅のカバーフォトをようやく更新した。このサブタイトルがなかったらずっと放置していたと思う。 モデルは愛犬と友達。ワークショップサイトのアイテム(mama!milk キャミソール)のために去年の秋に撮影した写真である。間もなく春なのに、秋の写真で申し訳ないと思いつつも、光の感じは春も秋も似たようなものじゃないかと思ったり(いえ、似ていません)
光のせいなのか春にはしばしばジャメヴュを感じる。見馴れているはずのモノや光景が、初めて目にするもののように感じられてならない。長い時間、いつもの角の電柱を眺めていたり、いつもの小路の壁の亀裂を眺めていたり、春になると変な人が増えるのは我が身をふりかえってよく分かる。
それにしてもこんなに暖かい二月は初めてだ。寒がりの私にはありがたい陽気だが、暖冬のせいで積雪地域では雪が不足し、雪解け水を必要とする稲作に大打撃を与えるだろうと言われている。桜の開花もかなり早くなるらしい。デカダンスはふたつのエコ(エコロジーとエコノミー)をないがしろにする。たとえば、毒性の顔料ほど美しかったりするわけで、不謹慎な私はカドミウムレッドの絵具を雪解け水に垂らしたら、さぞ美しいだろうと夢想してしまう。エコノミー的には無駄であり、エコロジー的には害である。こんな輩がいるから地球はますます雪崩れていくのだろうが、夢想するだけなので、春酔いの戯言ということでお許しを。