チョコな芝居・満員御礼
おとといのヴァレンタインの夜、毎年恒例のプチ芝居オムニバス『アンチ・カップル』が目出度く終演。おかげさまで「夜の部」の入りはまあまあ、「さらに遅い夜の部」は立ち見が出るほどで、憂うことなく打ち上げの酒を頂戴し、大入り袋もいただいた。春一番の吹き荒れる寒い夜にもかかわらず、足を運んで下さったお客さまに慎んで謝辞を。
事前の広報だけでなく、事後報告も怠ってはならぬと決心+宣言したので、当日のハコの模様を楽しく詳しく報告したいと思っているのだが、いかんせん、上演中の写真撮影ははばかれるのでヴィジュアルなデータが乏しい。左上にアップした写真は、今回熱演してくれた劇団ケカリーノ・ケカリーナの女優・古賀今日子のブログから、許可をもらって転載した役者部屋のスナップである。「デキるOL」に扮しているのであって、けっして『女教師・眼鏡だけは脱がないわ』などというアレ系の芝居ではないのでお心置きを。
ちなみに広報を兼ねたエントリで「六回目を迎えたアンチカップル」と書いたが、これは私の勘違いだった。福岡のカフェ・シーンとして初めて芝居を試みたのは七年ほど前のこと。その後、それは毎年恒例の芝居として二つの流れを生んだ。ひとつは西日本の複数カフェによる大イベント『カフェウィーク』での芝居であり、もうひとつが『アンチ・カップル』である。初回にかかわった脚本仲間と役者さんたちが今も継続しているので、六回くらい上演した気になっていたのだが、ただしくは七年前のを加えて四回、アンチ・カップルの名を冠してからは三回目ということになる。
こんなに続くと思ってなかったし今後もまだまだ続きそうなので、広報と記録を兼ねた『アンチ・カップル』サイトを設けることにした。映像資料に乏しいのが痛いところだが、何もないより増しなので、シンプルに、さっくりと作りたいと思う。完成次第お知らせするので、ネット版『アンチ・カップル』も末永くご愛顧のほどを。Carpe Diem
あえて聖ヴァレンタインの日にお届けする否カップルなミニ芝居オムニバス『アンチ・カップル2007』。今年で6回目を数えるが、今回のテーマは蕾(つぼみ)である。
何とも乙女チックなお題で、私のテイストとは程遠い。どうしたものかと唸っていたら、脚本仲間のカオリの寄越したフライヤの草案に「Carpe Diem」の文字があった。ホラティウスの詩句で来るとは嬉しい意外さである。演目のタイトルを決めなければフライヤができないので、いまだに何を書くか決めていない私はこの詩句をそのまま自分の脚本のタイトルに頂戴することにした。カルペ・ディエム(今日の花を摘み取れ。つまり、今を楽しめ)という漠然としたタイトルならば、話はどうにでもなる。
ちなみにこの快楽主義的な詩句は、メメント・モリと連句になっている。死を想え、生には限りがある、ゆえに今を楽しめ、というわけだが、しかしキリスト教が禁欲的傾向を強めるにつれてメメント・モリの意味合いも諸行無常ふうに解釈されるようになった。
思いつきの推論だが「一期一会」も本来はカルペ・ディエムと同じ意味だったのではないか。明日の命はないかも知れない。ゆえに今日の酒は今日のうちに呑め。そうに違いないと決め打ちして、脚本に取りかかる前に、まずは一杯やることにしよう。
ロスコな日々
カフェソネスの姉妹店イコネ(憩根)が開店5周年を迎えたそうで、梅雨の晴れ間の昼下がり、タダ酒チケットをもらったので一杯やってきた。
昼のピーク時を終えて心地よく閑散とした店内。客はカウンターですでに出来上がっている友人のP子ひとりだけ。真昼の酩酊こそがサウスジャパン、博多ラテン区のトレンドなのである。なのか?
タダ酒のワインを愛犬にも舐めさせながら(うちの犬はワイン党)のんびりおしゃべりしていたら、スタッフから水羊羹をもらった。さらにダラダラしていたら、右図のパッケージの「おかき」をもらった。でもって帰りぎわにタケノコをもらった。もらってばかりだ。お布施で生きるのはこんな感じなんだろうか。
それはともかく、素晴らしいのは「おかき」である。いや、おかきの味ではなく、パッケージが素晴らしいのだ。右図を見てマーク・ロスコの絵を連想した貴女はぜひメールフォームからご連絡いただきたい。折り返しデートの約束メールをお送りするので。約束だけだが。
和の伝統色を横縞染めしたような配色は、まさにロスコの絵そのものであり、私がロスコに惹かれてしまう理由のひとつは日本人的な色感ゆえの親しみのせいかも知れないと初めて気付かされた。
あなどりがたい「おかき」である。能書きの画像を無断で使わせてもらったおわびに、この「ロスコおかき」の販売元『銀座あけぼの』さんの宣伝をしておきたい。商品名はもちろん「ロスコおかき」じゃなく、「それぞれ」と言うそうな。
布の金魚
久しぶりのエントリ。今月はたった2回しか書いていない。私の場合、マンスリーアーカイヴは不要だな。イヤーリーで充分。
ところで、オリジナルブランドを作ってくれるfactioさんのサイトに、うちの相方もせっせとTシャツ用の図案を送っているのだが、悔しいことに、私なんかより遥かに売れ行きが良いみたいなのだ。カフェ・ソネスの女性スタッフにも人気みたいで、そのスタッフのひとり、ミヨがお買い上げしてくれた金魚Tシャツが昨日、届いた。
淡い色合いや微妙なタッチもきれいに出ていて、グッドな仕上がり。幸いお天気だったのでカフェの中庭でさっそく写真を撮らせてもらった。
それにしてもモデルになってくれたミヨは素晴らしく脚が長いなァと改めて見惚れ、永遠の成長期なのか年々さらに伸びてるなぁとか思いながら、金魚よりも、ジーンズのほどよくセクシィな穴の空き具合に目を奪われて思わず激写。マクロで撮りたかったが、初夏の昼下がり、酒も入っていなかったので、そこまでするノリが足りなかった。
テアトル・ソネス vol.6
芝居上演の宣伝をもうひとつ。
知名度全国区(たぶん)のカフェ・ソネスで今月18日、今年で6回目となるテアトル・ソネスが上演される。詳細は画像をクリック(拡大)、またはソネスのインフォ・ページをご高覧のほどを。
今回はオトコばかりの野郎芝居。むさくるしくて小汚い演劇部室のイメージで、という注文でフライヤのデザインを任されたのだが、きれい好きな私(本当なのだ)としては小汚い絵なんて描けるはずもないので、やんちゃなガキンコがワイワイやっている図で誤魔化すことにした。
今回の芝居で興味深いのは脚本スタッフにカフェライターの山村光春さんが加わっていること。フライヤには「脚本」ではなく「文」となっているので、原案提供ということなのだろう。ちなみに山村さんはエキサイトブログのお抱えブロガーなのだが、本人いわく、テーマにそぐわぬことばかり書いていたので部署移動になったらしい。現在は「ガルボコンシェルジェ」という、エキサイトの新しいブログコンテンツの案内人のひとりとして、カフェを担当しているとのこと。彼の元の部署(?)である「カフェと雑貨と本と街」ブログもぼちぼちと続けていくそうなので、ガルボコンシェルジュともどもご声援のほどを。
