頽廃をめぐる八つの質問
壱:繰り返してもよい愚行はなんですか
弐:五感の中で捨ててもよいものはなんですか
参:美しい卑語(差別語や卑猥語など)をあげてください
四:大切だからこそ捨てたいものはなんですか
伍:無益(または有害)だからこそ持ちたいものはなんですか
六:裸足で踏んでみたいものはなんですか
七:不幸であり幸福でもあるものはなんですか
八:どんな情況で夕日を眺めたいですか
すべての問ひに答へる必要はありません。
ひとつだけでもどうぞ。お持ち歸りもご自由に。
ただ一言の囘答でも、理由を含む囘答でも、すべてあなた任せです。
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ミクシィで私の管理するコミュニティ『頽廃主義』のトピックから引用。
興味のある方は遊んでみて下さいな。
カタチノート再開
しばしの休息ののち、カタチ・ノート、ひっそりと復活。
これまでどおり、わたくし的な草稿ブログとして、ゆるりとやっていく予定。
さて、左図はリニューアル前のカタチノートでもご紹介したカミュの『ペスト』である。二重の子持ち罫線で親しまれているガリマール版の伝統的な表紙デザインだ。おおむね日本の文庫はガリマール・テイストの影響を受けているようで、とくに新潮文庫は色合いも黒と朱色で、罫線だけが朱色のみの三重線になっている。
太い実線だけでは芸もないし、品もない。インパクトが強過ぎて、売りたい気持ちが見苦しく感じられる。
先日、某新聞用の書籍広告をデザインしたときも、ガリマール叢書ファンである私としては迷うことなく子持ち罫線を使った次第だが、実線に替えてほしいとダメ出しを喰らった。子持ち罫を使った新聞用の書籍広告は沢山あるので、ダメな理由はさっぱり分からないのだが、何か言わなければ仕事をしたことにならない事情でもあるのだろうと判断して潔く修正した。
それはともかく、文庫の表紙デザインは難しい。
廉価版であることが文庫の生命線なのだから、カバーはともかく、表紙はできるかぎり印刷コストを抑え、なおかつデザイン的にも美しく、人を救う本にも人を殺す本にも対応できるよう、控え目な、親しまれるものでなければならない。
以前、新潮文庫が柳美里の『石に泳ぐ魚』のカバーに表紙デザインをそのまま用いたことがあった。カバーと表紙が同じデザインという、手抜きのようにも見えるが、ユニークな、新潮文庫の歴史の自負を感じさせるアイデアだと感心したものだ。
もしも新たな文庫シリーズを作るとしたら、こうしたガリマール風のデザインを踏襲すべきか、それとも壊すべきか。来年はぜひ文庫をかたちにしてみたいので、そんなことを自問自答してしまう師走のこの頃である。


